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【パスポート/ビザについての話】

海外旅行の手順ABC 
   




【パスポート(旅券)】
 外務省「パスポートの申請から受理まで」をよく読んで、書類をそろえ、最寄りの都道府県パスポート窓口に書類を申請します。
 1、2週間でハガキが自宅に届くので、ハガキと引き換えに本人が窓口で交付を受けます。
 旅行会社が代行してくれることもあり、忙しい人や申請窓口が遠くにある人は便利です。
 しかし、戸籍や住民票などの必要書類は結局自分でそろえなければなりませんし、申請窓口に代わりに行ってくれるだけで1万円くらいの手数料を取られます。
 自分で取得できる人は、自分で行って、浮いたお金でお土産を買う方が賢明でしょう。


 <注1>パスポート有効期間
 インドネシア・マレーシア・シンガポールなど、パスポート有効期間が残り6カ月以上ないと入国できない国もあり、要注意です。
 旅行会社が間に入っている場合は、事前に教えてくれることが多いのですが、個人旅行の場合はちゃんと調べておきましょう。
 それでも旅行会社が失念してしまうこともないではありません。
 家族旅行に行こうと空港に行ってからパスポート有効期間が半年なく入国できないのに気付き、旅行会社も謝って料金を返還はしたのですが、せっかく取った連休がフイになった、という人を知っています。
 ほとんどの国では関係ないのですが、各人の責任で、旅行先の国に入国する際のパスポート有効期間の条件を調べておいてください。

 <注2>パスポート盗難
 海外旅行では命の次に大切なのが、パスポートです。
 旅行中、パスポートが紛失・盗難にあってしまったら、その時点で楽しい旅行はアウト!です。
 もしもパスポートの紛失・盗難にあったら、すぐに現地の日本大使館か日本領事館に相談します。
 まず、最寄りの警察に被害届を出し、「盗難・紛失証明書」を作成してもらいます。
 これに日本大使館か日本領事館の指示通りに、日本国籍を証明する書類などを添えて、日本大使館か日本領事館で、即日かそれ以降に取りあえず発行される「帰国のための渡航書」を申請します。
 パスポート番号や発行年月日を控えておかないと、書類を作成できず、申請手続きが遅れてしまいます。
 そのためにも、パスポートの表紙は複数コピーし、分散して持っておいた方が、無難です。
 いずれにせよ、パスポートの紛失・盗難は最悪の事態です。
 必ずパスポート入れを日本で購入し、いったん出国したら、肌身離さず持っていましょう。



 <注3>未成年者の代理申請
 未成年者のパスポート申請は、親権者が代わりに出来ますが、子供が小学校1年生以上の場合、子供の自署名が必要です。
 親の代筆でよいと思い込んで無駄足を踏む人が少なくありません。
 パスポート申請は親権者でも代行出来ますが、受け取りは必ず子供本人が行かなければなりません。

     

【ビザ(査証)】
 ビザは、行き先の国から交付される入国許可証。
 パスポートとは別に、海外旅行するに当たって、必要な国がある。
 ビザが必要かどうか、仲介の旅行会社に教えてもらうか、 個人旅行の場合は自己責任で観光ガイドブックで調べたり、該当国の大使館・領事館に問い合わせる必要がある。
 短期間の観光目的での入国の場合、ビザ免除協定を結んでいる国が多く、ほとんどの先進国では不要となっている。
 先進国でも、オーストラリアはビザが必要なので、要注意。
日本にある大使館や領事館が発行し、形式としてはパスポートの上にスタンプを押すのが一般的だ。
 申請方法や必要書類は、その国の在日大使館や総領事館に必ず問い合わせてください。


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